EPSとは?米国株決算でよく見る株式投資の基本指標

投資初心者向けノウハウ
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株式投資を行う時に、一番参考にする情報は株価と決算情報ではないでしょうか。

決算情報の時に出てくる言葉、たくさんあってよくわからないですよね。

筆者も全部完全に説明できるかというと怪しいです。。

今回は、その中でも重要な「EPS」について説明します。

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EPSとは?

EPSとは、「1株あたり利益」を指します。

計算方法は、当期純利益から発行済みの株式数を割ると出てきます。

ひつじさん
ひつじさん

株式数が絡んでくるのがポイントだね

例えば当期純利益が100万ドルで株式数が100万ちょうどだとすると、EPSは1ドルとなります。

これが、当期純利益が200万ドルに利益成長した場合、EPSは2ドルとなります。

ちなひつじさん
ちなひつじさん

ちなみにEPSはEarning Per Shareの略です

EPSは高い方がいいのか?

EPSは高い方がいいのか?どう思われますか?

もちろん考え方次第なので一概には言えないですが、高い方がいいことの方が多いです。

それだけ株の発行に対して稼ぎがついてきているという証拠になります。

EPSが高い企業は?

ちなみに、EPSはハイテク企業・グロース銘柄のような企業だと低く出る傾向にあります。

なぜなら、そうした企業は成長戦略を取ります。

株を発行して、利益よりも投資を行い市場の拡大やシェアの確保をすることにより、中長期的な利益を最大化することができるためです。

そのため、そうしたグロース企業かつ投資フェーズの会社はEPSがマイナスになることも多いです。

また、ハイテクやグロースでない企業でも利益率は業界によって決まる部分が多いので、割と外部要因も大きいです。

そんな中で、EPSが高いことで有名な企業がアルファベット(Google:$GOOG)。

EPSが$27.99という決算を直近出しておりますw

横比較しているツイッターやマイクロソフトと桁違いのEPSを誇っております。

なぜ米国株ではEPSを大事にするのか?

さて、EPSという言葉は日本株にはあまり出てきません。

1株あたり利益というのは有価証券報告書には記載があるのですが、そこまで重要な指標ではなく、決算情報はあくまで営業利益や純利益を重視する傾向にあります。

逆に先程のようなマイクロソフトなどの米国株は、まず売上とEPSは外せないぐらいに優先される指標となっております。

なぜ米国株ではEPSの指標が優先されやすいのでしょうか。

それは、EPSは企業の1株あたりの稼ぐ力が反映されます。

また、米国株は配当という概念が強く、四半期に1回の配当やその配当自体も魅力的です。

配当はもちろん1株あたりの利益から出てくるものではあるので、資本効率性という観点も相まって見られることが多いのではないでしょうか。

おわりに

以上になります。いかがでしたでしょうか。

EPSは1株あたりの純利益のことで、米国株の決算発表の時によく出てくる指標です。

EPSは業界や企業のフェーズによっても異なるため比較は注意ですが、しっかり見ることができれば収益力の高い企業を見分ける目安になります。

ぜひともお役に立てれば幸いです。

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