バリュー株とグロース株、あなたがすべきなのはどっち?

投資初心者向けノウハウ

株式投資で、こんなことはありませんでしょうか?

ひつじさん
ひつじさん

テクニカル的に今後上がる!と思って買った株が、放っておいたら株価が20%落ちていた。。

イノシシくん
イノシシくん

明らかに割安だと思って株を買ったけど、いつの間にかさらに10%落ちていて、売った方がいいのかな。。。

他にも、

・上がると思って買った株が軒並み下がった

・損切りを設定していて、リスク回避で売れたと思ったらその後反発して上昇して行った

などもあるあるです。

今回は、そんな事態に対し、どうやって今後株式投資を上手くやって行けばいいのかについて、紹介いたします。

株式投資で失敗するパターン

個々の銘柄について、それぞれに言える失敗パターンは、2つしかないと考えています。

・戦略が間違っている

・判断が間違っている

どういうことでしょうか。詳しく見ていきます。

戦略が間違っている:その投資はどの期間でどの程度のリターンを期待しているか?

そもそも、株式投資の失敗とは何でしょうか?

成功しないこと=失敗も言うことができます。

では、成功とはなんでしょうか?

それは、「どの期間で」「どの程度の」リターンをもたらすのかを定義して、その期待以上の結果が出たら、成功と言えるのではないでしょうか。

この「期間」「リターン倍率」の概念は非常に大切で、それをふんわりしたまま購入すると、全然違った結果になるリスクが高まります。(たまたま当たる可能性もありますが)

なぜなら、求める「期間」と「リターン倍率」によって、投資手法が異なるためです。

例えばですが、「1年後」に「1.2~1.3倍」のリターンを期待するとします。

その時に、仮に投資信託やロボアドを使った場合、余程市場が好景気にならない限り、達成できないでしょう。

なぜなら、投資信託やロボアドは5年~20年、あるいはそれ以上の超長期のスパンで、2倍やそれ以上のリターンを期待するための商品であるからです。

カンガルー
カンガルー

このケースを例えるとするならば、100m走で速く走るのが目的なのに、マラソン用の靴を用意するようなものです。

判断が間違っている:その戦略に合致する行動ができているか?

次に、判断が間違っているパターンです。

これは、短期のトレーディングで成果を上げたいのに、テクニカルを読み間違えていたなどになります。

2~3年後に成長すると言う仮説を立てて買った銘柄が、実は競合優位性が乏しく、思ったように売上が成長していない、と言うのもこの判断が間違っていると言うケースに当たります。

カンガルー
カンガルー

このケースを例えるとするならば、100m走で速く走りたくトレーニングをするも、そのトレーニングが実は長距離走向けだったことに後から気づくようなものです。

バリュー株とグロース株、あなたがすべきなのは?

と言うことで、上記の失敗するパターンを踏まえ、どうやっていけば上手くいくのかについてここからは説明していきます。

戦略については、よく議論になるバリュー株VSグロース株の構造ですが、個別の株式銘柄については、このようなマトリクスに整理されると筆者は考えています。


このマトリクスで言うところの左下、「現状価値でのバリュー株」がいわゆるバリュー株、左上の「成長を加味したバリュー株」がいわゆるグロース株になります。

広義では、ファンダメンタル重視と言う意味ではグロース株もバリュー株の派生と言えます。

逆に、ファンダよりも需給を重視するのが、比較的短期なトレーディングに近くなります。

成長株投資で知られるミネルヴィニは、長期のファンダも重視しながらも「機関投資家が買いそうなチャート」に目をつけて乗っかると言う意味では、ファンダだけではなく需給も一定チェックしているようです。

ミネルヴィニのような複合的な要素もありながらも、マトリクスでどこを期待して取引しているのか、は随時確認した方がいいと思われます。

バリュー株投資:根気強く待てる人にオススメ

バリュー株に向いている人は、根気強く待てる人です。

逆に、根気強く待つことができて、きちんとバリュエーションを評価できれば、負ける可能性は少ないです。

デメリットは、いつ株価が期待値まで上がってくるのかがわからないことです。

イノシシくん
イノシシくん

明らかに割安だと思って株を買ったけど、いつの間にかさらに10%落ちていて、売った方がいいのかな。。。

序盤でこのようなイノシシくんの悩みを紹介しましたが、このような悩みをもし持ってしまったら、もし判断が正しいと思うのであれば売らずに待っておけばいつかは上昇します。

もし本当に割安なのにこう思ったタイミングで売ってしまうのは、戦略(宗派)の一貫性がないので、ついやってしまいがちなのですが、絶対辞めた方がいいです。

カンガルー
カンガルー

バリュー株はいわば長距離走なのですが、たまたまネットの記事で短距離走の記事を見てしまい、短距離走に使えるテクニックを長距離走でやった方がいいのではないか?と思ってしまうようなものです。

仮に、元々買った仮説(ここで言う「割安」)の判断に自信が持てないようであれば、間違っている可能性があるので、再度確認しましょう。

グロース株投資:成長を読める人にオススメ

次にグロース株投資です。

これは、成長を前提としてリターンを期待できるので、成長を読むことのできる人にオススメです。

いわば、近い将来どのような社会になるか?のようなものです。

そう考えるとギャンブルのように思えますが、成長を読むための材料はいくつかあります。

・対象企業の市場予測(2025年程度までであれば、調べれば市場予測が出てくる場合が多い)

・海外の動向(特にインターネット産業では、米国の数年遅れで日本でも普及する)

上記のような情報と、企業のポテンシャルを判断材料として、3年後に売上が2倍になるのであれば、3年で2倍のリターンを見込んで買う、と言うのがグロース株投資です。

カンガルー
カンガルー

2倍どころか、「テンバガー」と呼ばれる、株価が10倍になるような銘柄も結果的にはちらほらいます。そのような、成長次第でバリュー株よりも大きいアップサイドが狙えるのが、グロース株のメリットと言えるでしょう。

ちなみに売上が成長している状態なのは、マザーズに上場するインターネット企業が多いです。その他、大企業でも新規事業やM&Aを行って再成長させる企業もあります。

ただ、その中で、売上がやっぱり途中で止まってしまう企業と、エムスリーやMonotaROのように売上も時価総額も伸びていく企業が分かれています。エムスリーやMorotaROは成長し続けて、なんと今や時価総額が1兆円を超えています。

この、伸びるかどうか?どの程度まで伸びるか?が、重要な判断軸になります。

米国の例にはなりますが、下記は2013-2018年のFacebookとTwitterの株価の変動です。2013年時点からも伸び続けて3倍以上になったFacebookと、伸び悩むTwitter。今ベンチャーと呼ばれている企業も今後、かなりの可能性でこのような差がつくと見ていいでしょう。

ツイッター VS. フェイスブック 株価比較からハーバードでは何を教えて ...
引用:https://diamond.jp/articles/-/229897

トレーディング:時間がある人にオススメ

テクニカル指標を見て需給を予測し短期で利益を狙うというのがトレーディングです。

トレーディングは、下記2点が必要になってきます。

・幅広い銘柄を見る必要がある(チェックしている数を減らすと機会損失になる)

・需給を予測して買いと売りのタイミング・価格が大事

このような特徴から、平日の取引時間帯に時間を持つことのできる人に向いています。

また、短期投資だと時間はお金と同じぐらい大事で、損切りや少々の負けではへこたれないマインドが求められていると言えるでしょう。

自分の目的に合致した戦略と判断で、株式投資を成功させよう

この通り、どの投資方法を選ぶかで、タイミングと基準が変わります。

まず前提として、投資方法のミックスは、成功を遠のかせます。

例えば将来成長すると考えて買ったのに、よくよく考えたら今の価値は割高だったことに気づいて売るというのはグロース株からバリュー株の考えに移っていますが、宗派が違うため当然なのです。

カンガルー
カンガルー

長距離走と短距離走のトップ層の顔ぶれは異なります。1人の体(銘柄)でどちらも決勝に行けるレベルというのは期待できません。

ひつじさん
ひつじさん

確かに短距離走だと圧倒的エースだったクラスメイトも、長距離走だとトップではなかったな。。

投資元本とリスク許容度で手法を決めていく

自分がすべき戦略として、期待したい「期間」および「リターン倍率」を踏まえて、最適な銘柄と買い時・売り時をある程度決めていきましょう。

個人的には、この順番で方法を決めていくのがいいと思います。

①元本がかなり大きい(かなりという基準は自分の資産や収入に対して)場合:バリュー株

②そうでない場合で、平日に時間がある:トレーディング

③そうでない場合で、リスクを許容できる:グロース株

④元本が小さい・平日に時間がない・リスクもあまり許容できない:バリュー株

①ですが、元本が大きい場合は、利回りが低くてもリスクを避けた方法が望ましいと思われます。例えば元本が1億円あれば、年の利回りが4%でも400万円の利益が出ます。もし自分が1億円の元本があれば、この400万を比較的高い確率で取りにいきます。

逆に、10%損をしてしまった場合は1000万円の損失になります。

②③ですが、元本が小さい場合は、利回りを上げて早く大きな資本にしていく方がメリットになるのではないかと思います。

元本が100万円だと、年4%だと4万円の利益しか出ません。これだとあまり効果がないので、50%やあわよくば100%の利回りを狙いにいきます。そうして億を稼ぐ「億り人」になれば、①の低リスクで運用していきます。

元本100万円で10%落ちると、10万円の損失となります。痛いには痛いですが、この程度のリスクを取ってもさらなるリターンの可能性にかけた方がいいのではないかと思います。あくまで個人的意見ですが・・・

このような情報を集めて、自分なりの投資手法で他人の宗派に流されず、メンタルを保ってやっていきましょう。

このサイトでは、筆者の株式投資の情報や報告を含めて、今後も発信していきます。

カンガルー
カンガルー

今後ともよろしくお願いいたします。

投資初心者向けノウハウ
カンガルー@株式日記stockをフォローする
証券会社オススメランキング
SBI証券
SBI証券

SBI証券は、ネット証券最大手です!
1日定額制コースだと現物・制度信用・一般信用取引がそれぞれ1日50万円まで売買手数料が0円と非常に低コストな点が特徴です。
また投資信託の数は約2700本と業界トップクラス!
投資信託が100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められるのがいいですね。
さらに、新規IPOの取扱い数は、大手証券会社を抜いてトップ!
PTS取引(私設取引システム)も利用可能で、一般の取引所より有利な価格で株取引できる場合もあります。
海外株式は、米国、中国、ロシアのほか、ASEAN株式も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富です。
米国株が、2019年7月の値下げにより売買手数料が最低0ドルから取引可能になったのも魅力。
低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須でしょう。
「2020年 オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」では、5年連続13度目の1位を獲得しました。

松井証券
松井証券【IPO】

最大のメリットは、なんといっても1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という点です。
資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめ!
さらに、2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査で、証券業種の第1位を獲得しました!

マネックス証券
マネックス証券

NISA口座での日本株売買手数料が無料なのに加えて、1注文30万円までの取引では手数料の安さはトップクラスです。
そのため、小型株中心に売買する方にオススメと言えます。
米国株も最低手数料5ドル(税抜)から買えるので、非常にお手軽に始められます。
多彩な注文方法や板発注が可能な高機能無料ツール「マネックストレーダー」など、トレードに役立つツールもそろっています。

株式日記stock
タイトルとURLをコピーしました