チームスピリット(4397)の2020年8月期第3四半期決算は

日本株
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2020年7月14日、チームスピリット(4397)の決算発表が出ました。

この記事では、決算内容について解説していきます。

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売上トップラインの鈍化

今回のQ3は2020年8月期第3四半期決算・つまりは3-5月の活動の結果になります。

3月末から日本でも緊急事態宣言がされたり、コロナによる生活の変化が感じられた期間になります。

そんな中、チームスピリットも影響を受けており、成長が鈍化しているようです。

ちなみにチームスピリットの事業をざっくりとお伝えすると、業務改善(とりわけ働き方改革)の企業向けSaaSプロダクトを提供しております。

決算説明資料より、契約ライセンス数/セグメント別割合
決算説明資料より、契約ライセンス数/セグメント別割合
カンガルー
カンガルー

決算説明資料、メッセージも書かれていてわかりやすいですね

どうやら、従業員数が多い企業は順調のようですが、SMBなど比較的小さい企業の伸びが鈍化しているようです。

業績予想の修正:意図は?

それに伴い、今期の業績予想の修正を入れています。

チームスピリットの通期業績予想の修正。
チームスピリットの通期業績予想の修正。

ちなみに、上場企業の上方修正/下方修正は、業績予想に対し売上の10%・もしくは利益の30%を超える場合に修正開示の義務があります。

今回の修正は、売上がマイナス・利益がプラスの修正です。ただ、売上も利益も前回発表から大きくブレてはいないので開示する必要はなかったのです。

ただそれなのに修正を出すということは、本決算の時に売上が届かないことにガッカリされたくないからか、利益を上方修正することにより、決算のサマリーとしての見栄えをよくしたいからなのかな、と思いました。

カンガルー
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個人的には後者が濃厚だと思いました

売上トップラインが伸びないと株価は厳しい

ぶっちゃけ、チームスピリットは修正後でも売上成長率がYonYで34%もある、典型的なグロース銘柄です。

グロース銘柄にとっては、利益が出るよりも売上のトップラインを期待されます。

今回の修正は、正直厳しいというか、グロース株として保持している人が手放す可能性が高いと思いました。

中長期でも、成長イメージの見直しとあり、うまく進んでいなさそうな印象をIRで受けました。

チームスピリットの成長イメージ見直しについて
チームスピリットの成長イメージ見直しについて

現在の主力製品が少し計画よりも伸びないのに加えて、次世代プロダクトのスケジュールもビハインドしているようです。

チームスピリット(4397)の今後の予想

今後の予想ですが、市場規模だったりSaaSというビジネスモデルは秀逸ですが、ここから売上成長がどの程度できるかは不透明です。

来期も売上30%成長ができればいいと思いますが、IRの感じだと難しいかもな、と思います。公開・開示をするのは潔くて好感度が上がりますが・・

逆に成長のSaaS企業なので、足元の利益はあまり関係ない気がします。必要な投資を行って、再度成長が加速するようなことがあれば時価総額および株価もついてくるのでしょう。

資生堂が導入したというリリースが5月に出ていましたが、このように大手企業の導入が進んでいくリリースに期待です。

日本株決算発表
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