ZOZOの創業者・元社長である前澤友作氏が仕掛けた「カブアンド」。
巷で話題のサービスですが、特徴はなんといっても「サービスを利用すると未公開株がもらえる」というもの。
今までにない仕組みで、株をもらえるというところが魅力的です。
今回は、そんなカブアンドについて調べてみました!
カブアンドとは?
カブアンドの運営会社は、株式会社カブ&ピースとなっています。
今はまだ上場していませんが、今後上場を目指すとのことです。
カブアンドは、2024年11月現在は、6つのサービスを展開していて、それぞれ契約すると金額と料率に応じて株引換券がもらえるという仕組みのようです。
- でんき
- ガス
- モバイル
- ひかり
- ウォーター
- ふるさと納税
ただ、カブアンドピースの採用情報を見る限り、新規事業の募集ポジションがいくつかあって、このサービスラインアップを拡充するんじゃないのかなぁ、と思っているよ
最新情報は、カブアンドのサイトにてご確認ください。
カブアンドの思想・背景
そんなカブアンドの思想やこうした仕組みに至った背景はどういうものなのでしょうか?
カブアンドは、「国民総株主」を目指すとの思いでスタートしました。
海外の市場も、日本企業の株価も、もちろんピンキリですが、トータルすると、株価は上がっている状況です。株を持っている人がさらに儲かる。そのお金でさらに株を買える。という好循環です。
筆者も、株式投資は非常に大切だという考えのもと、当メディアを運営しています。
また、株は基本的に企業が小さいときの方が安く買えます。
しかし、未上場企業の株は基本的に流通されていません。エンジェル投資家であったり、ベンチャーキャピタルが出資という形で取引をしています。
そして、その株は上場したり、さらにそのあとにも企業が成長して企業価値(時価総額)が高くなればなるほど、株の価値があがり、リターンを得ることができます。それを実現しようとしているのが、カブアンドなのです。
じゃあ、カブアンドの株を持っておけば価値が上がるの?
どれだけ上がるかはともかく、その可能性が高いです。
こうした社会の課題に対して、FUNDINNO(ファンディーノ) などのクラウドファンディング形式で未上場企業に投資することはできましたが、カブアンドはこれらとはまた違った仕組みです。
ちなみに、前澤友作氏は『国民総株主』という本を出版しました。
思想や背景、至った経緯についてさらに知りたい方は、こちらを読むといいと思います。
なんと、今なら本を購入するだけでも株がもらえるとのことです!
カブアンドは怪しい?株価はいくらになる?
6つのサービスを契約するだけで株主になることのできるカブアンド。
なんだか怪しそうですが、前澤友作氏なだけあって、コンプライアンスやリーガルなどしっかりと踏んでいそうです。
ちなみに、厳密にはサービスの利用によって「株引換券」がもらえます。
株引換券を多く貯め、それをもとに株式に引き換える形式です。
現時点では1株5円とのことで、1株をもらうために株引換券が5枚必要とのことです。
株価5円!ほかの上場企業の株を見てたら、安く感じるね
また、6つのサービス自体はほとんど質は同等に、カブアンドに切り替えられるとのことです。
例えば、カブアンドモバイルの場合、モバイル回線のサービスですが、ドコモ・ソフトバンク・auの3大キャリアの回線を使えるということで、質は安心できそうです。
なんなら、ガスやでんきなどはどこの会社でも毎月支払うものなので、切り替えるだけで毎月株引換券がもらえる分、お得といえるでしょう。
特に追加でものを買うものとかじゃないから、インフラは特に良さそうだね。
ですね。ですが、やっぱり怪しいなぁという方は、サービスサイトのFAQや規約などをご確認いただいて、判断した方がいいとは思います。
おわりに
以上となります。
いかがでしたでしょうか?
「お金配り」で話題となった前澤友作氏らしい切り口のサービス、カブアンド。
会社が小さいときの方が、理論上は株を安く買えるため、株引換券のレートもお得と言っていいと思います。
ですが、いつ上場して、どれぐらいリターンが得られるのは現時点では誰にもわかりません。
カブアンドでコツコツと未上場株を集めるのももちろんいいですが、それだけではなく、株式投資を行うことを筆者としてはおすすめします。
当メディアでは、株式投資に関するトピックなども掲載していますので、ぜひご活用いただけたら、幸いです。
今後も、前澤友作氏率いるカブアンドおよび株式投資市場全体に注目していきたいと思います!
コメント